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保健教育事業

ミャンマーの学校で体育の授業がなく、保健の授業もありません。
ゆえに、女性は、月経や妊娠のメカニズムを知らないまま大人になり、
15歳という若さで結婚、家族計画をたてることなく、妊娠、出産している現状です。
貧しい家庭では子どもを育てられないので、子どもを他人に預けてしまいます。
その預けた相手が人身売買のブローカーです。
人身売買の対象となる子どもが減るように月経や妊娠のメカニズムを知らない
村民に対し、性教育を行い、計画的に子どもを作るよう伝えています。
    

キリスト教の教会で講義しています。



村で講義しています。



妊娠や月経のメカニズム説明後、コンドームの使用方法を説明しています。
避妊方法は何があるか知っていますかという問いに男性はコンドーム、ピルに加え、
「子どもをおろす」という意見がありました。
間違った知識の中で結婚、妊娠をすることが無いように今後も活動を続けていきます。
    

  4年から始めた保健教育指導が
どのような成果を出しているか
調査をしました。
  2013年に女性の体の中で、排
卵があることを知らないと答えた
方を対象に、 講義を受けたあと、
どのような行動をとっているか調
査しました。
 
最終学歴が小学校2年生の方で
33歳女性。
「一度も月経や排卵のメカニズム
を聞いたことがない中、結婚し、
子どもを3人産みました。そのタイ
ミングで講義を聞き、ピルを服用
し始めました。自分は、講義の内
容はとても大切なことだと感じた
ため、字が読めない友達にも伝え
ている。」とのことでした。講義
内容が、参加していない村人にも
浸透していると実感しました。
          

2020年、日本ではマスクが買えなくなるほど、マスク不足が深刻化した時期がありました。
活動地チャイントンでも同じようなことが起こるのではないかと危惧し、コロナに感染予防目的で、
支援している子どもとその家族に1人2枚マスクの配布を行いました。

インターネットを使えない村人を対象に、コロナ感染対策パンフレットを作成し、
100部村人への配布を行いました。字を読めない人もいるため、絵を見ただけで
わかるように工夫しました。facebookに投稿し、facebookを使用しているミャンマー人にも
読んでもらえるように工夫しました。


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